2003.1.3 新春特番~1時間スペシャル!!

なんと今回の放送はいつもより30分繰り上げて深夜0:00からのスタート。ということは放送枠も拡大して1時間になっちゃいました。これはお年玉かしら?ということで今回は特別企画満載の「ザ・パーマネンツの気分はマッスル!」どんな事したか聞けなかったみんなに教えてあ・げ・る!

『企画その1』
収録当日の朝まで企画会議をして考えました、この日のためのメイン企画。その名も「新春特別企画第1弾 気分はマッスル1時間特番記念~真野タカシ チャリティーマラソン走って走って60分」(長過ぎ)。  午前零時に明治神宮をスタート、放送終了までにスタジオのある笹塚まで辿り着けるかという(無理)正月ならではの企画。途中通行人に「愛のマッスル」を買ってもらい(深夜に怪しいから買う訳がない)その売上げを「24時間テレビ」に寄付するという慈善事業でもあります。途中状況を随時スタジオと携帯電話で回線を繋ぎ報告してもらいます。真野さん登場のテーマ曲も決めました、「大都会2」。原宿、新宿、笹塚と駆け抜ける姿にピッタリのBGMだと思います。

『企画その2』
産休中のカヨさんと直電。最近どうしてるんだ?声を聞きたい!というファンの声に応えます。カヨさんは今入院中(ホント)。そんなカヨさんを真夜中に叩き起こしてスタジオに電話してもらいました(非常識)。消灯後真っ暗なロビーから電話してくれているカヨさん(ありえない)。そんなカヨさんからのメッセージも携帯の電源が切れてしまい・・・。

『企画その3』

せっかく1時間特番なので人気コーナー「マニアでどうだー」のスペシャル版「気分はマッスル1時間特番記念マニアでどうだースペシャル(安易!)」と題してぐぐっといつもの倍の2曲(微妙)!お届けしました。
 
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「ピッカピカダイヤモンド / TEAR DROPS」伝説度★★★★★

"ダイナマイツ"というGSグループでデビューし、伝説のロックバンド"村八分"のギタリストだった山口富士夫が80年代に復帰し、一大センセーショナルを巻き起こした自主制作盤。ストーンズ直結のヤバさを醸し出してるこのアルバムはどの曲も捨て難い佳曲揃いである。ON AIRした曲は忌野清志郎もコーラスで参加しており、清志郎節も炸裂してる豪快なロックンロール・ナンバー。これの前作「ひまつぶし」というソロアルバムも超名盤なのだが、残念ながらカセットしか持ってない・・・。
俺もTOMも当時リアルタイムでライブハウスに足を運んでいた、まさにカリスマ的存在の不良ロッカーなのです。なんてったってレーベル名が"S・E・X RECORDS"だもん!!

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「ピロー・トーク・レビュー / 佐藤奈々子」 発掘度★★★★

ジャズシンガー=奈々子お姉さん、3rdアルバムからのタイトルナンバー。アルバムの半分以上の曲になんと佐野元春が作曲でクレジットされている・・・しかしこのアルバムがリリースされたのは元春のデビュー前。そう、彼はこんな所で作家として先にデビューしていたのだっ!初期の元春でも見られるちょっとJAZZYな一面が存分に出てて、いかにもなメロディ。そこを奈々子さんのセクシーなボーカルでやさしくピロー・トークしちゃってくれる隠れた名盤である。他にも南佳孝や鈴木慶一などが作家陣として名を連ね、プロデュースは前回かけた小坂忠。ジャケットの写真もエロくていいですね~。

『企画その4』

ヤングレコードには日々色んなアマチュアの方からも音源が届けられて来るそうです。その中から特にタコウ社長が気になる作品を、皆さんに紹介しようじゃないかというチャレンジ企画。

まず1人目「新宿区の又来てトモ」さんから、これはパマネンの「恋はワンツースリー」をヘビメタ調にリミックスした音源なんです、しかもインストでした。音は荒いですが、発想が素晴らしかった。曲中はずっとツーバス踏んでます。これに合わせて社長がスタジオでシャウト!ハイトーンVo.もいけますね!

2人目「橋本プー太郎」さん。タイトルは「HEY JUNKO」、コメントによると先日ポールマッカートニーの来日公演に行った帰り道思い付いたそうです。歌いだしは「ヘーイジュンコ」あとは全部「HEY JUDE」の歌詞でってこれパクリって言うんじゃないの?しかも弾き語りでした。彼はビートルズフリークで有名な社長のいるオフィスオーガスタにも持って行ったそうです。その行動力に拍手です。

3人目は「ユウスケ」さん。実は彼は近々ヤングレコードからリリースすることが内定しているそうです。その彼の曲のタイトルは「錦糸町ブルース」。いいですこれは。昭和歌謡ですね、青江三奈さんを彷佛させる低音しゃがれ系Vo.が泣かせます。社長曰く「社運を賭けて売り出す」とのこと。これからはユウスケさんも宜しくお願い致します。

さあ、いかがでしたか?これらは全てちゃんと番組内で実現させました。あっという間の、あっというまの・・・、まの?あ、真野さんはどうなったかというと、番組終了間際にスタジオに到着出来ました。大義名分はチャリティーマラソンなので、気になる収益金の方はと言いますと、やっぱり間に合いそうになくて途中でタクシー乗っちゃったからマイナスですだって!チャンチャンッ! 
また来週からはいつも通り深夜0:30からの30分枠に戻ります。ではまた来週ー!  

2003.1.14 新コーナー「前からうしろから」特集:和田アキ子

皆さんこんばんわ!「ザ・パーマネンツの気分はマッスル!」の時間がやって参りました。先週の1時間特番はいかがでしたでしょうか?真野さんのあの走りっぷりには各方面からの反響が相次いでおります。是非、第2回も実現させろ!という企画も持ち上がっておりので、真野さんファンの方々お楽しみに。そしてカヨさん!無事退院なされたようです!お勤めご苦労様でした!かわいい葉奈ちゃんも保育器から脱出したようでヨカッタ、ヨカッタ(^^)。

それとですね、話は変わるんですが、最近パマネン近辺で話題に持ち上がるのが「ピロリ菌!」なんだそりゃ???と言う方の為に調べてみました。正式には、ヘリコバクター・ピロリ【Helicobacter Pylori】胃の粘膜にいる鞭毛(ベンモウ)をもった螺旋(ラセン)状細菌、胃炎、胃潰瘍(イカイヨウ)、十二指腸潰瘍、胃癌を引き起こすと考えられる。と、あります。フムフム・・・。どうやらマコトさんの肉体はピロリに犯されて、あ違った、冒されているらしいんだ。SMAPの仲居君も持ってたらしいとか、もずくを食べると良いらしいとか、チャリティーマラソンすると治るとか、アホなことばっか言ってますが、今週も「気分はマッスル!」よろしくマッスル!(これハヤんねーなぁ)。

1曲目は「古い日記 by 和田アキ子」からいってみマッスル! 
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『新コーナー 前からうしろから(笑、仮)』  えー、このタイトルなんですが、毎週ある1人のアーティストにスポットライトを当て、その方が今まで誰に影響を受けてきたのか、そしてその後、誰に影響を与えてきたのだろうかと、我々が独自の解釈で分析してみようという企画なんです。で、「前からうしろから」責めてみようじゃないかという意味を込めて命名しました。今後も宜しく!

記念すべき第1回目のアーティストは皆さん御存じ、ゴッドねえちゃん「和田アキ子」さん。まずは誰に影響を受けていたか、彼女ゴッドねえちゃん呼ばわりされるくらいですからね、やっぱJ.Bでしょ。まあ無難なところなんですが、でも彼女の昔のライブ音源を聴いてみるとちゃんとJ.Bのカヴァーやってますからね、「パパのブランニューバッグ」なんかかなりカッコイイ!「和製J.B」とも言われてたような・・・、でも女性が「君はまるでJ.Bみたいだねっ」て言われるのはなんか嬉しくない気もしますが・・・でもアキ子さんは喜びそう(笑)。あとまたソウルシンガーのオーティスレディング。R&Bの匂いプンプンしてましたからね、初期のアキコさん。オーティスのカヴァーは聴いたこと無いんですがあの唄いっぷりには通ずるものを感じずにはいられませんね。2曲ピックアップしてon airしました。「I GOT FEELIN' by James Brown」&「RESPECT by Otis Redding」。
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さて、そんなソウルフルシンガーなアキ子さん、彼女は誰に影響を与えてしまったのか?数えきれない程の方が影響を受けてきたとは思いますが、ここで我々が勝手に分析してみました。まず、この人は確実じゃないかと、「鈴木聖美」さん。曲は「ロンリーチャップリン」
懐かしいなぁ、これ。ふむふむ、聴いてみるとアキ子さんがカヴァーしても気持ち良さそうだなぁ。たたずまいも似てるよね、歌に対する姿勢というか、2人とも怖そう(笑)。
そしてもうひと方、「チューブ」。マコトさんはアキ子さんとチューブ前田がすごくリンクしてるらしいよ。そういわれてみるとそうだね、あの発声、伸び切った時のビブラート具合などなど。曲は「シーズン・イン・ザ・サン」やっぱこれだよ、チューブはさ。
そんでもういっちょう、きた!「大西ユカリと新世界」もう知ってる人も少なくないでしょう。大阪発のゴスペルルーツの元気いっぱいお姉さん。最近露出度高いですね。NHKにもでてますね、鶴瓶とかと、お笑いですかね。曲は「雨の日のあやまち」って、アッコさんの「どしゃぶりの雨の中」みたいだね。R&Bテイストが大変グッドですわ。  こんな感じで前からうしろから探ってみました。次回はより深く探ってみたいと思いまーす。
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ここで『マニアでどうだーパート2』のコーナー 本日のマニアな1曲はこいつです。
 
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「うわきわきわき / ビジネス」 タイトルグッ度★★★★

ジャパニーズ・ニュー・ウェーヴが一世を風靡した'80年に登場したグループ。キャッチフレーズは「素敵な粋人星(スウィート★スター)」。その名の通りサウンドはまさに"都会派"といった感じでクールでポップなビートに小洒落た歌詞がシンセもほとんど使われてないのにテクノ感を垣間見させてくれます。Vocalの美空どれみ(名前がいいね!)はかなりハスキーな声で、しいて言えばEGO-WRAPPIN'にも通ずる所があるかなりの実力派シンガー。同時期のヒカシューやプラスティックスに比べ多少影の薄い印象もありますが、個人的には非常に好きなバンドでありました。ここでもアレンジャーとして鈴木慶一さんの名前が見られますね。

『週間ヤンレコ放送局』  
今週からヤングレコード関連の情報発信コーナーを立ち上げました。パマネンだけでなくパマネンを含むヤングレコードレーベル情報をお伝えしまーす。  しばらくの間、カヨさん産休してましたが、LOVE LOVE LUCKY HORNSの皆さんに手伝って頂き新曲のレコーディングやりました、2曲。今回はラフな一発録り。これが結構いい感じに仕上がりましてね、冬のパーマネンツですね。1曲はマコトさんがクリスマスソングを書き下ろしまして、タイトルは「愛しのシュガー」。もうライブでもやりました。でももうクリスマス終わっちゃったし、また来年のクリスマスまでやれないのかなぁ?もう1曲は「貴方がすべて」ラッキーホーンズのブラスがいい雰囲気醸し出してます。今パマネンサイトで視聴出来るよ。試してみてね!

さて、来週の「前からうしろから」は誰にスポット当てようかなー?また来週あたりこの画面でお会いしましょうね、さいならマッスルー。

2003.1.21 特集:沢田研二

1週間振りのごぶさたです。いかがお過ごしでしょうか?まだまだ寒いですね、みんな風邪ひいてませんか?最近の風邪はどうも治りが遅いね。いまいち身体が重いんです。で、よく今年の風邪は強烈だよってニュースなんかで言うじゃない、俺はそれを毎年聞いている気がするんだけどさ、そのうちほんとに風邪で人死にがでるんじゃないの?海外では蚊に刺されたぐらいで人死んでるらしいからね、だからさ、やっぱりさ、みんなもさ、ピロリ菌には気をつけたほうがいいよ(しつこい?)。

そして、今の時分、受験生の諸君は踏ん張りどころだねぇ。マコトさんも僕も意外とその経験あり。個人的な話ですが、僕の高校生時代は3年生の夏まで新聞配達をしておりまして、その癖でずっともう早起き(今となってはもう・・・)。それで4時くらいに起きて早朝学習なんてしておりました。その甲斐あってかなんとか合格を果たしましたよ、でも補欠合格です。で、とある英文科を受験した際、いや当時ね、洋楽好きで英語の歌詞がもっとストレートに分かったらいいなぁ、っていう位の理由で受けたんですが、そんなんだからもちろん準備不足。いざ試験開始、ぱっと問題を見るとなにもかも全て英語!(当たり前か、)。質問の意味さえ理解出来ず、5分で早々に会場から出てきました(笑)。あと余談ですが、実は僕、調理師試験受けた事あるんです。だから調理師免許持ってるんです。何を血迷ったんだろうか、でも親は喜んでますよ(笑)。やっと趣味のバンド辞める気になったかと(笑)、辞めねーよ。。。すいません、長くなりました。さあ「ザ・パーマネンツの気分はマッスル!」、今週の1曲目は「TOKIO by 沢田研二」でいってみマッスル。 
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新コーナー『前からうしろから』
先週から始まりました新コーナー「前からうしろから」。毎週1人のアーティストにスポットを当てその方のルーツを探り、その方の追随者を検証してみようという、しかも勝手に、という企画でし。さて、今回の餌食はそう、「ジュリィーッ!」ジュリーこと沢田研二さんです。俺すげー好きだったの覚えてるなぁ。子供の頃女性アイドルじゃなくて、ジュリーが好きでたまらなかったんだよね。そういや先日うちのリーダーマコトさんが、あのエンリケさんの主催する「ESB(エンリケスペシャルバンド)」にゲストで参加して、「TOKIO」歌ってきたんだよね。飛び入りであの野村ヨッチャンがギター弾いたとか、もう気分はあゆだね(笑)ではここでもう1曲「お前にチェックイン by 沢田研二」。
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さて、ジュリーにはどんなルーツがあるだろうと考えてみました。先日ジュリーに成り切っていたマコトさん曰くデヴィットボウイ。うん、ありあり。衣装のギンギラ具合や、曲ごとにストーリーがあり、かなり芝居っ気入ったところなどうなずけますよね。ちょっとゲイっぽい感じとかね。あとミックジャガーね。ジュリー、ストーンズっぽい曲もあったしなー。 その2人がデュエットしたナンバー「DANCIN' IN THE STREET by David Bowie & Mick Jagger」をon airしました。
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それともう1人雰囲気的に取り上げたいのがセルジュゲーンスブールです。ジュリ-のたたずまいにはヨーロッパの芳香が漂っている気がします。彼独特の色気。ゲーンスブールの音楽を聴いた事ある方はきっとお分かりでしょう。ジタン(フランス煙草)とパスティス(リキュール)の香りの漂う男とライナーノートにありますがまあとにかくかっこいいっスよ、声といい、顔といい、相当モテたらしいですね。曲はゲーンスブールで「'69はエロな年」。
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ここで『マニアでどうだーパート2』のコーナー〜年始のテレビ番組で彼、生で歌ってましたよ。この曲。

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「Deep / 渋谷哲平」 謎曲度★★★

久々のコテコテ歌謡曲。このコーナーにしては割と売れてしまった曲をかけてしまいました(笑)。 俺は見逃してしまったのですが正月のTVの特番で何と今の本人がこの曲を唄っていたそうだ!!
作曲はこの時代大活躍していたお馴染みの都倉俊一大先生なんだけど、ピンクレディーと同時進行で書いたのか、はたまたピンクレディー用に書いたボツ曲の使い回しなのか、キメやリフなどがクリソツ。「ペッパー警部」と「サウスポー」を足して2で割ったような曲である。
余談ですがパマネンのレコーディングでキーボードを弾いてくれた大久保薫という男は渋谷哲平をアフロにしたような顔をしています(笑)。


『ヤンレコ放送局』 今日のトピックス『期待の大型新人ユウスケ登場』
このコーナーでは、ヤングレコードレーベルの最新情報を皆さんにお届けしていきたいと思っています。さて今回紹介したいのは、我が ヤンレコからリリースの決定した「ユウスケ」です。彼は、シャンソン、カンツォーネから昭和歌謡まで、多彩に歌いこなすボーカリスト。常に一人でステージにあがり堂々と歌いこなす姿には、皆釘付けになること間違いなし!そのユウスケが初のオリジナル曲として発表したのが今日on airする『錦糸町ブルース』。現時点ではまだ手売り状態なんですがもう既に1000枚を超えるセールスを築いています。ここでヤンレコと手を組み、更に全国に「ユウスケ」を広めようじゃないかと!、皆様「ユウスケ」をどうぞ宜しくお願い致します。いづれはパマネンと共にステージに上がる時もあるはずです、どうぞお楽しみに!!「ユウスケ」の事をもっと詳しく知りたい人はコチラからどうぞ~!

ということで、まだまだ寒いですがみんな風邪には気をつけてね!あとピロリ菌ね!さあ、来週の「前からうしろから」は誰にスポット当てようかな~、どうぞお楽しみにねっ!では「ザ・パーマネンツの気分はマッスル!」また来週~! 

2003.1.28 ゲスト:LIPNITZ,エンリケ

こんにちわ、1週間のごぶさたです。みんなどう?調子は?俺ヤバいかも...。インフル野郎に冒されたかも?まだ熱はないが腹の具合が...。もうトイレ行きっぱなし。トイレで生活してた方がいいかも...。原因は...?、そういやさ、たぶんこの間食べたカズノコ、ふと賞味期限見たら「1/17」だったんだよね、10日以上も前じゃんって、食べちゃったからしょうがねェかと思ってたら、やっぱきたか!そうだよ、インフルエンザじゃねーよ、ただの食あたりだよこりゃ。ああ、情けない。皆さんも気をつけて下さいって、皆さんはないですよね。はい、今日の「ザ・パーマネンツの気分はマッスル!!」オープニングは「直線に太陽 by LIPNITZ」からいってみマッスル!!
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本日のゲスト『LIPNITZ』 今日は「前からうしろから」のコーナーはお休みして、ゲストにLIPNITZさんをお招きしました。昨年の11/19の放送でも来て頂いているので今回で2回目の登場ですね。今回は今年1/22に発売になった2nd.Mini Album『Selftimer Sleep』についてお話を伺いました。 まずは改めてメンバーの御紹介。 Vocal&Piano担当の三村昌也、Bass&Chorus担当の伊東いく、Drumus担当の今村浩二のピアノトリオバンドでございます。

現メンバーになるまでの経緯を御紹介しましょう。 Vo&Pianoの三村が大学のロシア語講座で前Drummerと出会う。程なく同じ大学の後輩でBassのいくちゃんが加わり、1997年にLIPNITZ結成。都内のライブハウスを中心に活動していたところ元バービーボーイズ、現バイシクル、そして浜崎あゆみのバンドメンバーとしても活躍するエンリケ氏の目に留まる。そして1999年10月にはエンリケをプロデューサーに迎え、MiniAlbum「フリスビー」(Knockers Records)をリリース。bay-fm(千葉)で取り上げられるなど、静かに話題を呼ぶ。
以降、ライブを中心に活動を展開するが2001年4月に一旦ライブ活動を停止。三村は今はなき赤坂LOVE等でピアノの弾き語りライブを定期的に行う。同年末には三村、いくちゃん、そして新メンバーに三村のソロライブをサポートしていた今村をDrumusに迎え、LIPNITZとして新たにバンド活動を再開。高円寺Show Boat、吉祥寺Planet Kなど都内ライブハウスに出演。2002年2月には、演劇集団キャラメルボックス(小劇場系演劇ではトップの観客動員を誇る人気劇団。ブレイク前からスパイラルライフ、ブリリアントグリーンなどの楽曲を劇中で使用している)の公演「アンフォゲッタブル」(3~4月東京シアターアップル/大阪近鉄劇場など)用に3曲をレコーディング。そのサウンドトラックアルバムも3月にリリースされた。同年5月からは再度エンリケ氏をプロデューサーに迎え、メジャーデビューに向けてレコーディングを開始。
10/2に1st.Mini Album「MIND COASTER-water map II-」をリリース。そして今回の『Selftimer Sleep』リリースと順調な足取りで進んできていらっしゃいますね。 ここでもう1曲「そういえば by LIPNITZ」

『低温やけどする感じ...』とメンバー曰く。何のことかと言うとLIPNITZサウンドを指してのこと。ホッカイロを腹に入れたまま寝てしまって目が覚めたらやたらそこが痛かった...なんて経験はないでしょうか?そんなんあるか!!って言われたらお終いなんですが、あの感じです。じわりじわりやられていくんですね~、LIPNITZ。怖いバンドですねー。気をつけて下さいね、怖いもの見たさで皆さんも低温やけど、試してみて下さい。もっと知りたーいって方はこちらまで!LIPNITZ SITE http://www.LIPNITZ.com

『マニアでどうだ~!パート2』のコーナー
今日のゲストはもうひと方、LIPNITZのプロデューサーでいらっしゃるエンリケ氏もご一緒にスタジオにお招きしお話を伺いました。今日のお題は"H2O"。エンリケ氏とはエンリケ氏の主宰するESB(エンリケスペシャルバンド)でわがタコウ社長がゲストボーカルに招かれたり、そこではLIPNITZの三村さんも参加しているそうで、と色々おつき合いがあるそうで、その話も交えつつH2Oについて話に花が咲いておりました。

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「TONIGHT / H2O」 爽快度★★★★

「♪大人の階段の~ぼる~」でお馴染み(ってゆーかこれしか知られてない?)の二人組、ブレイク前の4曲入り、全曲英詞の45回転ミニアルバムよりとってもウエストコーストの匂いがするちょっとフュージョンチックなナンバー。当時のKitty Recordsのカラーが思いっきり出ております。「水々しいハーモニーから湧き出るアコースチックな世界。」「いつもよりボリュームを上げて聴きたくなった。」というキャッチコピーに惹かれて買った記憶があります。この日のゲストLIPNITZの三村君が先日ESBのライブで「想い出がいっぱい」を唄っていたのですが、実はH2Oをよく知らないと言うので"古いアルバム"を引っ張り出して教えてあげました。


『ヤンレコ放送局』 
本日は引き続きヤンレコからリリースの『Vo Vo Tau』(ボボタウ)から「Fly」をon air。僕はまだ彼等にあったことがないんですよね、実は。音イイデスヨ。横に揺れて気持ちいい感じ、R&Bフレーバーたっぷりです。あ、Vocalは女性です。後々タコウヤングレコード社長から正式な紹介があることでしょう。お楽しみに!今の所謎の多い『Vo Vo Tau』。早くライブ見て-!
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はい、あっという間の30分でしたが、ここでLIPNITZライブ情報
2003/2/3(月) 下北沢CLUB QUE 
2/6(木) 渋谷ON AIR NEST「LIPNITZ企画 低温やけど...。vol.3」
2/9(日) 下北沢CLUB251「別冊唄会」

興味のある方はどんどん足を運んでみて下さい! ということで最近やまいネタが多いですがね、ほんとに身体には気をつけてお過ごし下さい。くれぐれも腐ったものは口にしないようにね、って俺だけか...。ではまた来週~!!

2003.2.4 特集:佐野元春

皆様2週間振りのご無沙汰です。またまたきっちりレポートをサボってしまいました。
夏休みの宿題をやり残したような気分ですね。さてさて、この時期世間様は節分で豆まいたり、太巻き喰ったりしてるでしょうね。昔、今は亡き友人の部屋で豆まきした思い出が鮮烈に思い出されます。きっとまだ20代そこそこ。節分の日に外は寒いから部屋で豆まこうぜと、友人3人で豆まきをしました。もちろん友人は泣きながら止めますがおかまいなしです。僕らはいつも金が無いので部屋で安酒を飲んでる訳で、つまみが無くなるとその部屋の隅に落ちてる以前まいた豆を探す訳です。懐かしいなァ、彼とはトリスをよく飲んでました、しかもポケット瓶のやつ。あれから俺も大人になったのでそいつの墓にはもうちょっと高いフルボトルのトリスを差し入れしました。でもやっぱトリスなんだな。 

さあ今週の『ザ・パーマネンツの気分はマッスル!!』1曲目はそいつもきっと好きだったろう『ジュジュ by 佐野元春』でいってみマッスル!!
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『前からうしろから』
さあ今週の「前からうしろから」今週は佐野元春さんにスポットを当ててみました。僕はですね、実は元春(敬称略)のレコードやらCDを1枚も持っていませんの。すいません。なんでだろ?あんま日本の80年代あたりは知らないんですよ。だから今回の特集は勉強になりますね!まずは元春の代表曲であるの?『Someday by 佐野元春』を聴いてみました。うん、これは知ってるな。聴いた事あるよ、ほんと僕こんな感じです、スイマセン。
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で、元春は誰の影響を受けてきたんでしょうか?と探ってみるに、タコウ氏曰くこの2曲!をon air!『ハングリーハート by ブルーススプリングスティーン』アンド『ヴェロニカ by エルヴィスコステロ』。なるほど、なるほど、わかりますねぇ。ある意味元ネタという感じですね。あのさ、コステロのこの曲って、朝のテレビでよく聴くよね。小倉さんが司会してる番組だよね。
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はい、それで、元春がその後どんなミュージシャンに影響を与えてしまったのか?4組を挙げて頂きました。まずはこれ!『モニカ by 吉川晃司』そうだったのか!彼も影響受けてたのかもね!ふむふむ、最近見ないなぁ、ライブしてんのかなぁ?あまり関係ないですが当時「TOY」というマンガに吉川晃司にくりそつの登場人物がいたね。さて、お次はこの人『CHANCE! by 白井貴子』ああ~!俺はとっても好きでした。西武球場ライブによく足を運んでいました。実家の部屋にはポスターも...。うん、白井貴子も元春にね...。さあお次!『そして僕は途方に暮れる by 大沢誉志幸』彼、当時ザ・ベストテンでよく観ていました。今もよく耳にする曲ですね。
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さあ、最後の1組はこちら!『小さな未来 by ザ・パーマネンツ』あら、どっかで聴いた事あると思ったら...、うちじゃんっ!!この曲は『ヤングロック名盤vol.1』に収録されているナンバー。
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でも僕はまだ当時、同じヤングロック名盤vol.1に収録されていた「ザ・ホーボーランド」というバンドに在籍していました。そうね、あの曲の声元春っぽいね、あと余談ですが僕的にはもう1曲、ザ・パーマネンツ1st.『涙のミラーボール』に収録されている『1968』もかなり元春テイストだと思いますが、ご存知?ということで、しめは我々ザ・パーマネンツだったという事で今回の『前からうしろから』これにておしまいっ!!


『マニアでどうだ~!パート2』のコーナー
さてさて今週のマニアさんは誰?。またきたね、マニアックに。でもこれ絶対聴いたことあるはず!なんでかっていったら、詳しくは別下の欄をご覧下さいませ!ああ~とうなずくはず!? それにしてもマコちゃんもよく持ってるよなぁ~こういうの(笑)。

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「ゆうわく / 和田弘とマヒナ・スターズ&ローレン中野」
スタンダー度★★★★★

ちょっとメジャーどころ(?)が続いてしまったんでここらでまたマニアックな盤を御紹介しました。マヒナ・スターズが日系三世のホノルル生まれ、ちょっと畑中葉子似のボーカリスト、ローレン中野をフィーチャーしてお送りする日本語版「オリーブの首飾り(原題:EL BIMBO)」。そうです、あのマジック・ショーの時に必ずかかる「♪チャラララララ~」というBGMと言えばわかりやすいでしょう。あの曲に勝手に歌詞を載っけて唄っております。唄い出しは「♪ダメよあなた~・・・」と最高にキャッチー。それにも増して演奏はワウギターとクラビというコンビネーションでこれまたファンキーに決まってる完璧なバックトラック。'76年のナンバーでした。

『ヤンレコ放送局』 
ヤングレコ-ドの近況を皆様に御紹介。先週on airした『Vo Vo Tau(ボボタウ)』のアルバムからまた1曲、『Make It』。といっても俺あんまり知らされてないんだよなぁ、とにかくヤングレコードからリリースすると言う事だけしか聞いてません(笑)。先週も言ったけど音いいよ!ホント。早く逢いたいなあ。これからどんな展開をしていくのでしょうか?乞うご期待といったところで、、なんか中途半端だなあ。今だ正体不明であります。アイムソーリー。
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あっという間の30分でしたね、1週間遅れのレポートでスイマセンでした。とっくに終わった節分気分で豆食べて読み返してくれたら嬉しいな。くれぐれも人の部屋での豆まきはやめようね。じゃまた来週!おやすみなさい。 by Tom

2003.2.11 特別企画「ポンさん、時間ですよ~」

皆さんいかがお過ごしですか?この季節、ヤングな青年男子達はドキドキしますね!
だってもうすぐバレンタインデーじゃないですか!もうすっかりそんなものとは縁の無くなった僕としては全くドキドキしなくなってしまいました。
10代の頃はその前の日は眠れませんでしたね。もしやあの娘が僕に!と股間を、あ、いや、妄想を膨らませまくって眠れやしない。そんな経験は誰にだってあるはずよね!
でもなんでこの日にチョコレートを渡すなんて習慣が浸透するようになったのでしょうか?あえて調べたりはしませんが、きっとお菓子会社の策略に違いない!と僕は思います。甘い恋心をチョコレートに託して...!なんてこんなイヤラシイ事考えるのはきっと企業の連中に決まってます。別にチョコレートじゃなくちゃいけないという事じゃなければ自由な発想でなにをプレゼントしてもいいでしょう。皆さんならなにが思い付くでしょうか?僕は最近とても好きな近所の焼き鳥屋さんの「手羽にんにく」を是非食べてもらいたいな。これ串焼きなんだけど手羽肉の中ににんにくがまるごと一個入っていて一口食べればお口の中がにんにくとジューシーな肉汁でいっぱい...。って色気ねーな。。。

さあ!今週の『ザ・パーマネンツの気分はマッスル!!』は普段と趣向を変えて「リスナー感謝デー」と題して、ある熱狂的な番組リスナーの為に特別構成でお届けしようと思いマッスル!あ、そうそう、先日我が番組の黒幕プロデューサーC氏の命令で「お前らもうちょっと売れ線の曲もかけろ!アユでもなんでもいいからっ!」と、いうことで考えた末の今週の1曲目。最新のアルバム『大瀧詠一トリビュート ナイアガラで恋をして』より『幸せな結末 by 前川清』でどうでしょう。
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特別企画リスナー感謝デー『ポンさん、時間ですよ~』 
はい、今回のこの企画。常日頃我が番組に、お手紙やマニアックな音源を届けて頂いているヘビーリスナー『ポン』の為に構成しました。もう彼から頂いた音源は相当な数になっているんではないでしょうか。それをそのまま眠らせておくには忍びないという事で、あえて1回分つぶしてポンの為に時間を割こうじゃないか、優しいですね、僕たち。以前もこの企画やったことあるんです、でも前回もポンでした。それ程僕たちとポンはラジオを通してつながっているんですね。ポン以外にはいないのか?という質問には答えられません。

さあ!そんなポンさんから送られてきたマニアックな音源をザザッと紹介していきましょう。まずはこれっ!『ふたたび長崎 by 内山田洋とクールファイブ』。
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もういきなりやられました。彼どうやらクールファイブのおっかけ(?)というか現在のクールファイブ情報を持っているのは身の回りに彼ぐらいしか思い当たりません。むろん前川清さんはもう在籍していません。が、ジャケットには新顔が見受けられます、そう!クールファイブは進化していたのです。いやいや知らなかった。さすがポンさん。

そしてもう一つ、どんな趣旨か判りませんがこれっ!『浪花のモーツアルト キダ・タローのすべて』、2枚組CDに全87曲入り。
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嫌がらせでしょうか。このCD4編に分かれております。「テレビ・ラジオCMソング篇」「企業社歌・校歌・市歌篇」「テレビ・ラジオ・テーマソング篇」「歌謡曲篇」。代表的なものを挙げてみましょう。「日清チキンラーメン」「かに道楽」「えび道楽」「いけす道楽」「くいだおれ」「がんこ寿司社歌 がんこ道」「ああ尼崎市民家族」「プロポーズ大作戦」「合コン合宿解放区」「ABCヤングリクエスト」「爆笑寄席」「ラブアタック!」「2時のワイドショー」「王子動物園の唄」「アホの坂田」「タイガース音頭」「河内の子守唄」「大阪は第二の故郷」等々、キリがありません。やっぱこのおっさんベタベタ関西人の世界ですね。しかしポンさん、なんでこれを我が番組に送ってきたのか...。

もう一つ『三木鶏郎と仲間たち トリロー娯楽版』たしかタイムボカンの歌を歌っている人が入ってるとかなんとか...(*注1)。
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「僕は特急の機関士で-東海道線の巻-」「恐妻節」「選挙くせものこわいもの(選挙節)」「酔っぱらっちゃったの」「フラフラ節」「ピンポンパン」「チョンボ・マンボ」「チンチロリン」「ポカンポカン」等々、もうなにも言えません。今日から気分はポカンポカンです。このやられ具合に興味のある方はレコード屋さんで見つけて聞いてきてみるでち!


『マニアでどうだ~パート2』 
本日のマニアックな一品はこちらっ!『恋のダウンタウン by 平山三紀』とても綺麗なお方ですね。楽曲もイカシタベースが唸っててかなりグッド!!詳しくは別稿『マニアでどうだ~パート2』の欄をご覧下さいませ!

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「恋のダウンタウン / 平山三紀」 京平度★★★★★

偉大なる作曲家/筒美京平にスポットを当てたくて選んだのがこれ。京平作品のみを集めたアルバム「ウルトラベストトラックス」より。このアルバムはまじで捨て曲がないです!やはり彼の良い意味で下世話な歌謡路線を完璧に表現できる歌手は平山三紀がNo.1!!何とON AIRの翌日、タイミング良くTBS「あの人は今!夢の紅白歌合戦」に出て「真夏の出来事」(これも名曲!)を唄ってました。艶っぽさといいその歌声といい、まったく期待を裏切らないお方でしたね~。ただひとつショックだったのは、ばんばひろふみの奥さんだったってこと!?

『ヤンレコ放送局』 
本日のヤングレコード情報は私トム!ここ最近ザ・パーマネンツのライブのない期間、メンバーは何をしているか?タコウ社長は竹内享とセッションし、カヨさんは子育てに、真野はマラソンに(笑)、おいらトムはソロ活動に精を出しております。そのひとつとして『Pure's(ピュアーズ)』という3人組の女性コーラスグループがおりましてそこでベースを担当させて頂いております。

2/19に大塚のWelcome Backでのライブも控えているという事もありここでレア-なライブ音源をon air!曲はキャロルキングのカヴァーで『Chains』。

いかがでしたでしょうか?今週の気分はマッスル!!またやってしまいました、ポンちゃん特集。他にもいろいろ送ってくれたんだけど時間の都合でまた今度。(*注2)きっとまた度胆を抜くとんでもない音源集を送りつけてくる事でしょう!それがたまった頃には第3弾!行かせてもらうでち!ではまた来週でち!おやすみなさいでち!


(*注1)そんなわけありません・・・トムさんの大きな勘違いでち。
(*注2)今回送っていただいたその他の音源
    ◎伊賀の影丸/ダディ竹千代&東京おとぼけCATS
    ◎増田未亜/地球防衛少女イコちゃん
    ◎山本正之/あああ がらがら どんどんどん (タイムボカンはこっちの人)
    ◎ウィッシュボーン・アッシュ/Live Dates 3
    ◎シェル・シルベスタイン/Freakin' at the FREAKERS BALL
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2003.2.18 特集:山下達郎

皆様お久しぶりでございます。しばらく人生の旅に出かけておりレポートをお休みさせていただいておりました。大変申し訳有りませんでした。これからまとめて5本分にチャレンジしますので日を追ってまとめてお読み下さいませ。

さて、今週の「ザ・パーマネンツの気分はマッスル!!」今週は今また旬な「山下達郎」を前からうしろから攻めてみたいと思います!最近のTVドラマの主題歌にも使われる程、いつまでたっても色褪せないサウンド、その正体は!?まずは1曲「RIDE ON TIME by 山下達郎」からいってみマッスル!!
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『前からうしろから』のコーナー ということで、今週は、山下達郎(以下、山逹)です。
永遠の名曲「クリスマス・イブ」は当たり前に皆さん御存じでしょう。その作者である山達は一体誰に影響受けていたのか?探ってみました。
「BE MY BABY by ロネッツ」「GOOD VIBRATION by トッド・ラングレン」ロネッツの曲はかの名プロデューサーフィルスペクターが手掛けた作品。ストリングスと深いリバーブに特徴が有る様です。山達作品にはその影響が顕著に見受けられますよね。トッドの方はビーチボーイズのカヴァー曲です。どちらとも素晴らしいコーラスワーク、山達作品にはかかせません、キモですね。「ON THE STREET CORNER」という山達作品がありますが、全て彼の声を多重録音したもの。何人の山達がいるか聞いてみて下さい。話は逸れますがエンヤは100回ぐらい重ねてるって言ってました。
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そんな山達さんに影響受けているだろうと思うアーティストの曲を2曲、「DAY BY DAY by BENZO」「BONBER by 森広隆」BENZOはタコウ氏ととても親交の深いバンド、レアーグルーブなその作品群には山達の影響が隠せません。現在は活動停止中なんだよね、マコちゃん。「BONBER」は山達のカヴァーですが素晴らしいです。もともと物凄いグルーブの曲なんですがそれを忠実に再現しています、森さんは他にもスティービーワンダーの曲をカヴァーしているのを耳にした事があります。なんにしても素晴らしい声とグルーブを持った人ですね。山達作品の永遠の瑞々しさ、その秘密はなんだろうね、僕は評論家じゃないからうまく言えないけど、良いものは良いと潔く認めて思いっきり取り入れてるとこなのかな、しかもすごく精密に。これからも聴いて行きたいアーティストですね!
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『マニアでどうだ~!パート2』のコーナー

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「ア・フール・オン・ザ・トゥアー / 沖山優司」 B級度★★★

オイラの大好きな元ジューシィ・フルーツのベーシスト、沖山優司さんのソロLP「HAKONIWA」より。その後、近田春夫&ビブラストーンやオリジナルラブにも在籍していた知る人ぞ知る日本のニューウエーブ界を語る上ではかかせない存在。B級ポップセンスがキラリと光るインディーズでリリースされたアルバムである。同じく元ジューシィのギタリスト、柴矢俊彦が昨年「おさかな天国」で大ブレイクしちゃったので、そろそろ彼にも来て欲しいな~ということで・・・。
作詞はあのサエキけんぞう氏。彼の詞はすごい好きなの。わけわかんなくて(笑)。そして後で気がついたんだけどジャケットデザイン、八木康夫さんじゃないですか!以前、世田谷~山中湖を4往復(しかも雨)という過酷な引っ越しを手伝った時、レンタカー代立て替えてんのよ。でもそれ以来連絡つかなくなっちゃった・・・(笑)。八木さぁ~ん、お金返してぇ~~!!

『ヤンレコ放送局』
今週はいつも渋谷青い部屋のイベント「アングラ喫茶東京」でお世話になっています!主催者のnoroさんの音源を紹介します。
イベントではレトロビューティーな出で立ちで金髪ボブにミニスカ、パンチラもあり、素敵な娘さんですが彼女もシンガー、CDも発売されています。その中から1曲「悲しいブルースのレコード 」をon air。彼女が全て打ち込んだ作品、意外な大人っぽい歌声にきっとシビれる事でしょう。アングラ喫茶東京、また誘っていただきたい!! この次の日は先週紹介したピュアーズのライブだったんだなぁー。気持ちよかったよ。来て下さった方々有難うございました!

2003.2.25 新コーナー「ヒットり上手」ツッパリ音楽編

いかがお過ごしですか?心の旅から帰ってきてシコシコとレポートを仕上げております。
今日は雨で寒いです、外に行くのが嫌だからピザを注文しようとしたら、みんな同じ考えなんですね、1時間くらいかかるそうです。電話1本でピザが届くなんて便利な世の中ですね。僕は昔新聞配達をしていました、雨の日はやっぱ遅れちゃって、よく怒られたもんですよ。早くピザこないかな~。

さて今週の「ザ・パーマネンツの気分はマッスル!!」趣向を変えて新企画を考えました!その名は・・・『ヒットりじょうず~!!』 
今まで「マニアでどうだ~」「前からうしろから」等、過去の名曲を掘り下げてきた訳ですがその知識を今度は作曲に生かしてみては!?ヒット曲には何かの法則が隠されているんじゃないのか?勝手にまた探って行きます。そして最後には自らヒット曲を生んでしまうんじゃないか!そんな企画です。。

さて今回ヒット曲に欠かせないものの一つとして掲げたいテーマの一つ。それは・・・「ツッパリ!!」です。大切です。今まで色んなツッパリがいたじゃないですか、でも日本最古のツッパリって誰なんだろう??、まあそれは置いておいてまずはこれ、永遠のツッパリ矢沢永吉率いる「キャロル」から「ルイジアンナ」をon air!!
彼等は音楽性もさることながらルックスに引き付けられた輩も多いはず。革ジャンにポマードで撫で付けたリーゼントへアーにバイク(HONDACB750)。まさしく不良の三種の神器。男なら憧れる世界だよね。そしてもひとつ「ダウンタウンブギウギバンド」。曲は「スモーキンブギ」一体何を吸ってたのかは想像に任せるとして、つなぎでグラサンといういでたちはかなり強烈だったよね。
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そしてある意味フォロワー的存在の「横浜銀蝿」。彼等はまた違う不良の世界を教えてくれましたね。曲は「男の勲章」銀蝿バージョン。そして今をときめく横浜の不良中年横山剣率いる「クレイジーケンバンド」曲は「タイガー&ドラゴン」。遊び上手な不良はまたカッコイイネ!こちらは車好きでいらっしゃる。これらのツッパリの共通点、それはみんなリーゼント。ということで、ヒット曲を産むにはまずリーゼントからということになりましたっ、なんじゃそりゃ!?ジャンジャン。
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『マニアでどうだ~パート2』 

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「不良少女魔子 / 音楽:鏑木創」ツッパリ度★★★

ポリスターの高岡さん(ライプニッツ担当)から大量のCDをいただきました。「GO! CINEMANIA SERIES」と題したこの作品は 1995年にイースト・ウェスト・ジャパンからリリースされ好評を得た、 画期的なサウンドトラック・シリーズ。'60~'70年代の日本のサウンドトラック。その中から、今こそ聴かれるべき音源を監修者たちの感性のおもむくままに選曲した好企画。今回は「REEL 3 ワイルドサイケを歩け」より不良音楽特集ということもあり、この曲。

『ヤンレコ放送局』
今週はヤンレコいち押しの「Vo Vo Tau」から「風~foo~」をon airしました。イイネッ!! それではまた来週!!あ、ピザが来たよ。いただきマ~ッス!!