2003.2.18 特集:山下達郎

皆様お久しぶりでございます。しばらく人生の旅に出かけておりレポートをお休みさせていただいておりました。大変申し訳有りませんでした。これからまとめて5本分にチャレンジしますので日を追ってまとめてお読み下さいませ。

さて、今週の「ザ・パーマネンツの気分はマッスル!!」今週は今また旬な「山下達郎」を前からうしろから攻めてみたいと思います!最近のTVドラマの主題歌にも使われる程、いつまでたっても色褪せないサウンド、その正体は!?まずは1曲「RIDE ON TIME by 山下達郎」からいってみマッスル!!
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『前からうしろから』のコーナー ということで、今週は、山下達郎(以下、山逹)です。
永遠の名曲「クリスマス・イブ」は当たり前に皆さん御存じでしょう。その作者である山達は一体誰に影響受けていたのか?探ってみました。
「BE MY BABY by ロネッツ」「GOOD VIBRATION by トッド・ラングレン」ロネッツの曲はかの名プロデューサーフィルスペクターが手掛けた作品。ストリングスと深いリバーブに特徴が有る様です。山達作品にはその影響が顕著に見受けられますよね。トッドの方はビーチボーイズのカヴァー曲です。どちらとも素晴らしいコーラスワーク、山達作品にはかかせません、キモですね。「ON THE STREET CORNER」という山達作品がありますが、全て彼の声を多重録音したもの。何人の山達がいるか聞いてみて下さい。話は逸れますがエンヤは100回ぐらい重ねてるって言ってました。
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そんな山達さんに影響受けているだろうと思うアーティストの曲を2曲、「DAY BY DAY by BENZO」「BONBER by 森広隆」BENZOはタコウ氏ととても親交の深いバンド、レアーグルーブなその作品群には山達の影響が隠せません。現在は活動停止中なんだよね、マコちゃん。「BONBER」は山達のカヴァーですが素晴らしいです。もともと物凄いグルーブの曲なんですがそれを忠実に再現しています、森さんは他にもスティービーワンダーの曲をカヴァーしているのを耳にした事があります。なんにしても素晴らしい声とグルーブを持った人ですね。山達作品の永遠の瑞々しさ、その秘密はなんだろうね、僕は評論家じゃないからうまく言えないけど、良いものは良いと潔く認めて思いっきり取り入れてるとこなのかな、しかもすごく精密に。これからも聴いて行きたいアーティストですね!
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『マニアでどうだ~!パート2』のコーナー

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「ア・フール・オン・ザ・トゥアー / 沖山優司」 B級度★★★

オイラの大好きな元ジューシィ・フルーツのベーシスト、沖山優司さんのソロLP「HAKONIWA」より。その後、近田春夫&ビブラストーンやオリジナルラブにも在籍していた知る人ぞ知る日本のニューウエーブ界を語る上ではかかせない存在。B級ポップセンスがキラリと光るインディーズでリリースされたアルバムである。同じく元ジューシィのギタリスト、柴矢俊彦が昨年「おさかな天国」で大ブレイクしちゃったので、そろそろ彼にも来て欲しいな~ということで・・・。
作詞はあのサエキけんぞう氏。彼の詞はすごい好きなの。わけわかんなくて(笑)。そして後で気がついたんだけどジャケットデザイン、八木康夫さんじゃないですか!以前、世田谷~山中湖を4往復(しかも雨)という過酷な引っ越しを手伝った時、レンタカー代立て替えてんのよ。でもそれ以来連絡つかなくなっちゃった・・・(笑)。八木さぁ~ん、お金返してぇ~~!!

『ヤンレコ放送局』
今週はいつも渋谷青い部屋のイベント「アングラ喫茶東京」でお世話になっています!主催者のnoroさんの音源を紹介します。
イベントではレトロビューティーな出で立ちで金髪ボブにミニスカ、パンチラもあり、素敵な娘さんですが彼女もシンガー、CDも発売されています。その中から1曲「悲しいブルースのレコード 」をon air。彼女が全て打ち込んだ作品、意外な大人っぽい歌声にきっとシビれる事でしょう。アングラ喫茶東京、また誘っていただきたい!! この次の日は先週紹介したピュアーズのライブだったんだなぁー。気持ちよかったよ。来て下さった方々有難うございました!