なんと入院する事になってしまいました・・・。7ヶ月過ぎるついこの間まで、かなりの順調妊婦だったので、本当におどろいています。

例のタンパク、妊娠中毒症の症状で、治療には安静と食事療法(減塩)が必要なのだそうです。入院を言い渡されるまでの4日間、実は自宅安静で家事全般、私の食事の仕度マデ、カロリーBook片手に旦那さんがしてくれていました。これでもう大丈夫！！タンパク下がって元どおり！！と思いきや、そう簡単にはいかず・・・。

これ以上進まない様にと入院し、管理してもらうコトになったのです。ショックでした・・・何がいけなかったのだろう・・・そればかり考えています。

それに検査をしてみないと詳しい事はわからないそうなのですが、おチビさんが少し小さく、しかも羊水の量が少ないと言うのです。不安で不安でしょうがないです。

この日の検診は丁度旦那さんも一緒に行ってくれていたので、それだけが救いでした・・・一人だったら心細くて、どうしたらいいかわからなくなっていたと思う。

今おチビちゃんはお腹の中でいつもより活発に動き回っています。おウチじゃないのがわかるのかな？4人部屋なのでいつも通りのおチビちゃんとの会話がままならないのです・・・。小さいと言われたおチビちゃんが何も知らずに一生懸命「お母さんお話ししようよ！」と言っているように思えてなりません・・・。つらい思いをしてないといいな。

★☆KAYO☆★

私の妊娠中毒症は軽症で思ったより心配ないそうです。 ご心配おかけしました・・・。今一番の問題は、おちびさんが大きくならないということなのです。

本来、一日30gづつ大きくなるとして、一週間で210g位は成長してほしい所なのだそうですが、うちのおちびちゃんは・・・一週間で50gしか大きくなっていませんでした・・・。(8ヶ月目だと体重としては1600g、うちのおちびちゃんは1170g)

ただでさえ小さいのに平均より400gも小さいとなると大変なコトです・・・。私から栄養がうまく行ってないのか何なのか、理由がはっきりとはわからないそうで、入院を続けておちびさんが大きくなる為の点滴を毎日するコトになりました。

ところで、ここで私の日課を発表します。

1、朝・夕の体温測定

2、朝・夕の血圧測定

3、心音チェックモニター装着　朝・晩40分づつ(お腹にベルトで機械をくっつけ、おちびちゃんの心臓の音や動きの変化を見る)

4、尿をためる(私のタンパクの具合を見るため)

5、点滴一本(これはおちびちゃんのごはん。私から思うように栄養が届かず、少し小さいのでこの点滴で大きく育てようという作戦)

6、減塩食事療法(・・・とは言っても以外とオイシイのだ）

7、安静(静かにしています。中毒症にはこれが大事だそうだ)

そして週一回の超音波検査。・・・こんな感じです。

★☆KAYO☆★

私達のおちびちゃんは大きくなっているのだろうか・・・。もし変化が見られない場合は2～3日で帝王切開をしておちびちゃんは私の元を離れ、直接治療を受ける事になるのです。今のおちびちゃん、100人いたら小さい方から10番目くらいなんだって。

大きくなっているといいです。

そうそう・・・超音波の映像を家族に見せたいという私の希望。こういうコトになったので見るコトはできていないのですが、静岡の両親、旦那さんのお母さん、お姉ちゃんとタマタマ心音モニターを付けている時に来てくれていて嬉しいことにおちびちゃんの心臓が元気に動いている音、全員に聞いてもらえたのでした！！

私の父ときたら「これが・・・あれかっ・・・あの・・・心臓の音かっ・・・！」とかなりの感激度だというのが見てとれました。二人の母も自分の時にはなかった文明の利器に興味深々・・・。ニコニコ顔デシタ。

★☆KAYO☆★

(早朝6:50) 

雪が降ってる。ものスゴイ。久し振りの本当にすごい雪にカンドー！！いつもと違う景色が不思議な感じ。何かおこりそう・・・。

(検査後)

ご報告致します・・・。ナント・・・180g大きくなっておりましたっ！！YEAH！！先生は一週間でそんなに大きくは育たないだろうと思っていたようでして・・・あさっての11日には帝王切開の手術をする予定をちょっとだけ(!?)立てていたようなのですが・・・。先生もビックリしてました。「アレ！？大きくなってる？！」と・・・羊水の量も増えているということで「点滴が効いたかな～？」とウキウキ。

うちのおちびちゃん(←そう呼ぶのがイケナイのか？！)がんばりましたぁ～！！ほめてやってぇ～～～！！

★☆KAYO☆★

※写真はお見舞いにかけつけてくれたDJ-akiと。

前回の産休日記でとりあえず一安心・・・と伝えておきながら何と予定より一ヶ月以上早く産まれてしまったのだ～！！ 

今回は特別にお父ちゃんがその模様をレポート致します(笑)。

まず妊娠中毒症というのは妊婦の体が妊娠に対応しきれなくなってでてきてしまう症状。尿にタンパクが出てしまうというのも体がタンパク質を吸収できなくなって出てしまうのです。そしてこれは一度その症状になってしまうと出産するまで治らないという比較的妊娠後期に発症しやすい症状なのだ。そのまま放っておくと赤ちゃんに栄養が行かないばかりか、母体にも影響がでてしまうのです(以上、お医者さんのお言葉)。

ちゅーことで、なってしまったものはしょうがない。これ以上進まないようにと入院していたわけですが、前回の検査の後、先生のお話しによると「赤ちゃんの方は大きくなってきて問題なく、心拍も時々下がりますがまぁこれくらいなら大丈夫でしょう。ただタンパクの方が増えてきちゃいましたのでちょっと様子を見て2週間後くらいには出しましょうか・・・」とのことでした。おおっ！てコトはクリスマスイブじゃないの！！こりゃ～いいぞと思っていたのも束の間。

話しを聞いた翌日、突然朝カヨから電話がかかってきました。「ちょっと心拍が不安定になってきちゃったからもしかしたら今日手術するかも・・・」

寝起きに何を言っているのかよく理解できなかったのだが「とりあえず病院に行かねば！！ 」意味もなく部屋中をうろうろ歩き回って「今、電話かかってきたよな～？」ともう一度着信を確認。

病院に到着すると何と俺より早くバァちゃんが到着していた・・・。こーゆー時はバァちゃんは早い(笑)。しかし聞く所によるともう手術の準備に入ってると言うではないか！・・・え～～～っ！！「するかも・・・」って言ってたのは「するから・・・」だったのか～！？

というわけで病院でカヨに対面したときは既にもう手術台の上に・・・。

待つこと約40分。「田光さぁ～ん！」 という声が・・・「き、きたっ！！」思わず叫んでしまいました。「元気な女の子で～す！」という看護婦さんの声に涙・なみだ・・・。その時の写真が上の写真なのだ。1186g、小さいけれどしっかり立派な赤ちゃんだ～！！

まったくもって突然の展開に父ちゃんは何も出来ず、ただあたふたするだけでしたがつくづく女性の偉大さと人間の生命力の強さを実感いたしました。 何はともあれ乾杯で～す！！！！！

★☆バカ父ちゃん☆★

みなさん色々ご心配をおかけ致しました。私の体は順調に回復しており、傷の痛みももうほとんどありません。

葉奈(に名前が決定!!)は今いるGCUの中でも小さい方らしいのですが、先生や看護婦さんに「とっても元気です！」と毎日言ってもらってる程元気です。チューブで飲んでいる母乳の量も日に日に増え、体重も少しづつ増えています。

私の病室は葉奈のいるGCUにものすごーく近いくて面会時間内には何度行ってもよく、ずぅ～といてもいいので、嬉しいです。私が退院したら、そういう訳にもいかなくなるので淋しくなるなぁ・・・と思っていマス。

★☆KAYO☆★

<<番外編～かよの病歴>>

色々心配をかけた上に、また心配をかけるような告白のまき～。ですみませんが、これを書かないと先に進まないので失礼して・・・。

決してヒドくはないのですが、22歳の時に「若年性リウマチ」を発病。リウマチというのはあちこちの関節が腫れたり痛くなったり(ヒドくなると変型も)する病気でその原因や決定的な治療法などはまだ不明なのです。

それ以来8年間、SAXを続ける為にも薬での治療を続行中なのですが、薬を飲んでいるので妊娠は計画的。妊娠を機にリウマチの治療薬を一時中断し、出産後の母乳終了後、また治療を再開する予定。なので普通の妊婦さんよりも出産後の入院期間が少し長いのです。

ということで今日はクリスマスイブだというのにリウマチの先生からのかなり酷な宣告・・・。

「薬を止めていた為、右手の変型が進んでいるのでお正月明けからリウマチの治療薬を飲みはじめなさい」との事。妊娠中から「リウマチの治療を再開したら母乳はやめなきゃダメだからね」と言われてはいたのですが 「今、痛みもないし、母乳続けたいから飲みたくない！(かなり出まくっているのだ)」と言ったら怒られた・・・。それもそうです。葉奈が元気におうちに帰って来た時、体が痛くて思うように動けないんじゃどうしようもありマセン・・・。

一瞬泣きましたが、葉奈の為に割り切ることにしました。赤ちゃんの免疫の為に一番いいと言われている、溶かしバター色の初乳はもう十分にあげることが出来たので年が明けたらリウマチの治療に専念することにします！！

★☆KAYO☆★

あけましておめでとうございます！今年もどうぞ4649お願い申し上げマス・・・！

お元気でしょうか・・・？だんなさんをおうちに一人残し、今年は病院で迎える事になった新年です。

葉奈はとても順調に成長をつづけておりまして2002年も最後となった12/31体重測定の結果、なんと1398g！産まれた時の1186gから18日目にして212gも増えてたのでしたっ！！

そして今日！1/2、新年の体重測定では、なななんと！！1464g！たったの2日間で66gの増加！！本当～にびっくり仰天！！ほっぺはたこやきのようにかわいいのでした・・・。

で、葉奈は父ちゃんに似て「夜型」らしく、昼間は比較的おとなしく眠っていたりするのですが、夜7時を過ぎると8時の授乳が待切れず泣き通し・・・。看護婦さんに「あばれん坊」呼ばわりされている今日この頃・・・その後ミルクをもらい御機嫌になるとこれがかわい～んだっ！！(泣いてるのもかわいいんだよ！！)

おめめはぱっちり開けて父と母を見るのでした・・・！そして笑うのでしたっ！！

そして私はといえば、この間の母乳中止命令通り、搾乳は1/5マデ。その日まで搾りまくるゾ～！！

★☆KAYO☆★

母、目出たく50日の入院生活より脱出致しました・・・！　いや～ぁ　長かった。最長でしたね。

でも、はなの近くにいられたので長い入院生活はかなり充実したものになりました。

はなの誕生から早１ヶ月。この1ヶ月のはなの成長ぶりといったら本当に目を見張るものがありました。 あれだけ小さく生まれ、小さく生んでしまった事を、とても切なく思っていた母は今 はなは、あの時生まれていて良かったとさえ思っている程です。

体重は964g増え、2150gに。身長は2,5cmのびて42cmになりました。 きっと、あのままお腹にいても、こんなには大きくなれなかったと思います。 チューブで胃まで送っていたミルクを哺乳瓶でお口から飲めるようになり、 保育器の中でオムツ一枚で過ごしていたのが、今はコットという小さいベットで服を着て過ごしています。 そして、イチバンは、いつも（面会時間内ですが・・・）お父ちゃんかお母ちゃんに抱っこされている！！ のですっ！　本当に嬉しい！！！　もうお風呂にも入っているんだよっ！

今度お父ちゃんがお初に娘をお風呂に入れるのでぇ～す！

P.S.

こないだ半年ぶりにリハに行きました。最近のまだやった事のない曲を初めてやったじょ！！

★☆KAYO☆★

葉奈が退院してから2日目。葉奈は抱っこが大好きな『甘えんぼちゃん』です！！

おっきくなったら、（中学生とか、ハタチとかねー）たぶん抱っこなんかさせてもらえないと思うので（っというか重くてできないか...）今のうちに存分にしちゃっとこうと...というかしたい！んですが....。

病院のGCUに会いに行ってる時は、限られた時間の中でだけだった事が、今は何と言っても、オムツ替えからミルクから抱っこからチュウから何でもし放題なのがたまりません。

退院の時の体重は2524g！リッパになりました！葉奈にと買ったおちび用布団には『甘えんぼちゃん』の意地なのか何なのか寝ず、お父ちゃんとお母ちゃんといっちょ前に『川の字』、それもお母ちゃんの腕マクラで寝る始末...！あぁ～カワイイっ！　二人ともまさに親ばかっぷりを最大級に発揮してますが、保育器であんなにがんばって大きくなってくれたので、私達は嬉しくて仕方がないのですっ。これからも元気いっぱいに育ってくれることを願うのでした...。

ところで『カヨの産休日記』次回を持って終了の予定です。子供が欲しいと思い始めてから生むまでの気持ちを結構長々と（...）書きますのでおヒマな時に読みに来てください！でわでわ股...。

★☆KAYO☆★

※写真は特別出演、カヨの兄。