TAKO'sコラム

音楽ライターとしても活躍中の田光マコト、その一面をご紹介。

田光マコトのルーツを形成した、擦り切れるほど何度も聴いた大好きなアルバム・レビュー他。きまぐれ不定期更新、トップには最新記事2件のみを表示してます。
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Drink! / ジューシィ・フルーツ

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(1980年)

1. あやふやアバンチュール  
2. お出かけコンセプト  
3. Good-bye専科  
4. 恋はベンチシート  
5. ビート・タイム  
6. 恋愛タクティクス  
7. おとめのカウントダウン  
8. 雨のヒロイン  
9. 燃ゆる瞳  
10. ジェニーはご機嫌ななめ  
11. リズム決まれば  
12. そわそわストリート 

小学校6年生のとき、隣の席だったN君は小学生のくせに深夜放送とか聞いてたやつでね、河合奈保子とジューシィの大ファンだった。そいつには多大な影響を受けましたね。

80年代のテクノ/ニューウェーブブームに乗って大ヒットした「ジェニーは御機嫌ななめ」ってシングルが入ってる。今聴くと全然テクノじゃないけど・・・。"ニューウェーブ=変態"的なイメージがありますが、ジューシィはめちゃめちゃポップでキャッチー。どちらかというと50'sっぽい匂いが僕には感じられます。ピーナッツのカバーとかも入ってるしね。

これ 近田春夫プロデュースなんだけどこの人すごいよ。ちょっと時代が早すぎたって感じ。 それにしてもどっかで聴いたことあるような錯覚に落ち入る メロディーがとってもくすぐるのよ。歌謡曲研究してるね~。そんでもってちょっとひねくれた部分もあったりしてかなりPOPよ。この後3枚目くらいまではかなり聞きまくりました。


最近('09年)、なんとドラムのトシさん(ジャケ写左)と一緒にバンドやってるんですよ。かなり嬉しい!大好きなバンドだった人とやれるなんて・・・夢みたいだよ。

プライベート・アイズ / ダリル・ホール & ジョン・オーツ

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Private Eyes / Daryl Hall & John Oates
(1981年)

1. Private Eyes
2. Looking for a Good Sign
3. I Can't Go for That (No Can Do)
4. Mano a Mano
5. Did It in a Minute
6. Head Above Water
7. Tell Me What You Want
8. Friday Let Me Down
9. Unguarded Minute
10. Your Imagination
11. Some Men

これ聴くとベストヒットUSAを思い出すな~。小林克也が司会やってたTV番組ね。大ヒットしたM1やM3ははじめは何か変な曲だなーって思ってたの。その後M5がシングルカットされたとき、そのPVでダリル・ホールがギターをすんごい低い位置にぶら下げて唄ってたのにしびれちゃって、翌日即効レコード屋へ走りました。それからはもうアルバム全部集めまくりましたね。

ダリル・ホールの声ってちょっと鼻にかかっててすんごいセクシーで男から見ても最高かっこいい。そんでもってあのこぶしでしょ。曲について言えば彼らの曲は何度聴いても飽きない。変なコード進行とかもさらっと使っちゃってポップなのにマニアック。しかもR&Bの匂いもするし。この後の「H2O」とかも売れたけど、初期の「ロックン・ソウル」とかも渋くて好きですね。

昔来日したとき徹夜で並んでチケット買いに行ったんだけど、間違えてレインボーのところに並んじゃってて気付いたときにはSOLD OUT。結局追加公演を2階席で見たという思い出もありますな。